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特定技能2号 飲食料品製造業の試験対策を、
HACCPの問題例で確かめる

このページでは、HACCPを含む3問の問題例、OTAFFが公表した試験回ごとの合格率、受入れ人数ごとの導入費用の目安を確かめられます。飲食料品製造業の特定技能2号評価試験は、2026年度からCBT方式になり、受験の時点で管理等実務経験2年以上が必要になりました。

問題数(2026年10月時点)2号で522問

食品安全・品質管理、一般衛生管理、製造工程管理、HACCP、労働安全衛生の5カテゴリ

合格基準200点中130点以上

学科35問・実技15問の計50問を70分で解きます

2026年度からCBT・実務経験2年

テストセンターで年間を通して実施。受験の時点で管理等実務経験2年以上が必要です

OVERVIEW

飲食料品製造業 特定技能2号評価試験の概要

2026年度からの名称は「飲食料品製造業特定技能2号評価試験」です(旧称は「技能測定試験」)。方式・問題数・合格基準・受験資格を、OTAFFと農林水産省の公表資料で確かめられる範囲でまとめました。

実施機関一般社団法人 外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)。試験の実施要領は農林水産省
方式CBT(プロメトリック社のテストセンターでコンピューターに解答)。2026年度から。2025年度まで(最後は2026年1月)は紙のマークシートでした
出題形式選択式。選択肢の数は、OTAFFの案内(4択)と農林水産省の実施要領(原則として三者択一)とで記載が異なります
試験時間70分(学科と実技をあわせて)
問題数・配点学科 35問・125点/実技 15問・75点(計50問・200点満点)
学科の範囲HACCP等の一般衛生管理と労働安全衛生に加え、衛生管理・品質管理・納期管理・コスト管理・従業員管理・原材料管理など、管理職に必要な知識
実技の形式図やイラストで示した状況で正しい行動を判断する「判断試験」と、所定の計算式を使って作業の計画を立てる「計画立案試験」
合格基準200点満点中130点以上(65%以上)
受験料15,000円(税込)
受験資格試験の前日までに管理等実務経験が2年以上あること(2026年度の受験から、2年に満たないと受験できません)。ほかに満17歳以上、試験日に在留資格があることなど
申込み企業マイページからのみ(個人マイページからは予約できません)。企業が作成する管理等実務経験証明書を添付
ふりがななし(漢字にルビは付きません。1号の試験は付きます)
試験問題非公表(公式のサンプル問題もありません)

出典:外国人食品産業技能評価機構(OTAFF)飲食料品製造業分野 特定技能2号評価試験/OTAFF 試験案内(企業申込み編 Ver.2512・PDF)/OTAFF CBT化の告知(PDF)/農林水産省 試験実施要領(PDF)(2026年10月12日に確認)

管理等実務経験とは、飲食料品製造業分野で複数の作業員を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者としての実務経験のことです。試験の範囲と1号との違いは、特定技能2号 飲食料品製造業の試験の解説で詳しく説明しています。

SAMPLE QUESTIONS

飲食料品製造業2号の問題例(HACCPほか3問)

特定技能サプリに収録している2号の問題から、食品安全・品質管理、HACCP、労働安全衛生のカテゴリで1問ずつ選びました。「答えを見る」を押すと、正解と解説が開きます。

HACCP

製造工程一覧図(フローダイアグラム)の構成として正しいのはどれか。

  1. A横軸に全ての原材料や包装資材、縦軸に全ての製造工程を並べたもの
  2. B横軸に製造日程、縦軸に投入する作業者の人数を並べたもの
  3. C横軸に製造コスト、縦軸に各工程の所要時間を並べたもの
  4. D横軸に品質検査の項目、縦軸に検査の合否判定基準を並べたもの
答えを見る

正解:A

製造工程一覧図(フローダイアグラム)は、横軸に全ての原材料や包装資材、縦軸に全ての製造工程を並べたものである。これにより、どの製造工程にどのような危害要因があるかを分析できる。

EnglishA manufacturing process flow diagram lists all raw materials and packaging materials along the horizontal axis, and all manufacturing processes along the vertical axis. This makes it possible to analyze which hazards exist at which manufacturing process.

食品安全・品質管理

管理図の主な目的として正しいものはどれか。

  1. A作業者ごとの検査結果のばらつきを評価すること
  2. B管理限界から外れたデータの発生頻度を記録すること
  3. C製品の合格率と不合格率を時系列で比較すること
  4. D管理限界の範囲内で起きている異常につながる動きを発見すること
答えを見る

正解:D

管理図は、管理中心線を基に上限管理限界線(UCL)と下限管理限界線(LCL)の範囲内に収める必要がある製造工程の管理に使用する。上下の管理限界線から外に出たときは異常であるが、管理図の目的は管理限界の範囲内で起きている異常につながる動きを発見することである。

労働安全衛生

危険予知訓練(KYT基礎4ラウンド法)のラウンド2で行うこととして正しいものはどれか。

  1. Aイラストシートを使って、その中に潜む危険を発見し、チームで共有する
  2. B対策案を皆でしぼり、「重点実施項目」とチームの行動目標を設定する
  3. C選んだ危険ポイントを解決するための具体的な対策案を出し合う
  4. D発見した危険のうち重要だと思われる危険を選び、話し合いでさらにしぼり、「危険のポイント」として皆で確認する
答えを見る

正解:D

KYT基礎4ラウンド法では、ラウンド1が危険の発見・共有、ラウンド2が重要な危険を選んで「危険のポイント」として確認、ラウンド3が具体的な対策案の検討、ラウンド4が重点実施項目と行動目標の設定である。

3問とも、解説は日本語のほかに英語・ベトナム語・インドネシア語・ネパール語・ミャンマー語・ベンガル語・シンハラ語・ウズベク語・中国語(簡体字・繁体字)の10言語に訳されています(HACCPの問題には英語訳を添えました)。

ここにあるのはサプリの学習用の問題で、試験の実際の問題ではありません。OTAFFは2号の試験問題もサンプル問題も公表しておらず、2026年度以降の試験はOTAFFの学習用テキスト(第3版)から出題されます。サプリの画面に出るふりがなや各言語の注釈は学習のための表示で、試験の問題文にはふりがなが付きません。

FEATURES

特定技能サプリの飲食料品製造業2号対策

飲食料品製造業の2号向けに、5つのカテゴリで計522問を収録しています(2026年10月時点)。

カテゴリ別の問題数
カテゴリ問題数
食品安全・品質管理104
一般衛生管理104
製造工程管理105
HACCP107
労働安全衛生102
計522

※カテゴリは、サプリが学習しやすいように分けたものです。試験の出題範囲(学科・実技)の区分とは別です。

管理ツールプランでは、2号に加えて1号(飲食料品製造業特定技能1号技能測定試験、587問)の試験対策ツールも利用できます。

苦手なカテゴリから、自動で出題

解答の履歴をもとに、一人ひとりの苦手分野に合わせた練習問題を自動で出題します。HACCPや製造工程管理など、どのカテゴリが苦手かは人によって違います。

工程管理者候補の学習を、ダッシュボードで把握

管理者は、全メンバーの学習状況と苦手分野をまとめて確認できます。カテゴリ別の正答率と学習時間は自動で集計されるので、社内研修で重点を置く章を決める手がかりになります。

解説は日本語と各言語で

問題は日本語で出題し、必要に応じて各言語の注釈を表示できます。上の3問の解説は、英語・ベトナム語など10言語で読めます。

製造現場の休憩時間にスマホで

スマートフォンで問題を解けるので、休憩中などのすきま時間を学習に使えます。

RESULTS

飲食料品製造業2号の合格率(OTAFF・農林水産省の公表値)

2号の試験は国内だけで行われています。初回の2023年度から、2026年10月12日時点で公表されている2026年度8月分までの結果です。2025年度までは紙の試験、2026年度6月からはCBT方式です。

実施時期受験者数合格者数合格率
2023年度 初回(2024年3月)40814836.3%
2024年度 計(4回)3,2631,83856.3%
2025年度 第1回(2025年5〜6月)2,8281,47052.0%
2025年度 第2回(2025年9〜10月)3,8252,15456.3%
2025年度 第3回(2026年1月)3,7952,15556.8%
2025年度 計10,4485,77955.3%*
2026年度 6月(CBT)3515716.2%*
2026年度 7月(CBT)95115516.3%*
2026年度 8月(CBT)1,16427423.5%*
2026年度 6〜8月 計2,46648619.7%*

*の合格率は、公表された受験者数と合格者数から計算した値です(2026年度は月ごとの受験者数・合格者数だけが公表されています)。2025年度の計の合格率は、農林水産省の報告書の本文では55.0%と書かれています。2024年度の受験者数・合格者数は4回(2024年5月・6月・10月、2025年1月)の合計で、合格率56.3%は農林水産省の報告書に書かれた値です。2025年度第3回の合格者数は、農林水産省の報告書では2,154人です。

出典:OTAFF 2023年度 試験結果(PDF)/農林水産省 2023年度 試験実施報告(PDF)/農林水産省 2024年度 試験実施報告(PDF)/農林水産省 2025年度 試験実施報告(PDF)/OTAFF 2025年度 試験結果(PDF)/OTAFF 2025年度第2回 試験結果(PDF)/OTAFF【2026年度】国内試験実施状況(2026年9月10日発表)

COST

導入費用の目安

管理ツールプランは月額1,000円/人(税抜)、最低契約期間は6か月です。受入れ人数ごとの目安を計算しました。

利用人数月額(税抜)6か月の合計(税抜)
5人5,000円30,000円
10人10,000円60,000円
30人30,000円180,000円

※金額はすべて税抜です。初期費用は別途お見積りのため、表には含みません。

HOW TO

飲食料品製造業2号の学習の進め方

1

1号との違いをつかむ

2号では、製造の作業そのものに加えて、複数の作業員を指導し、工程を管理する側の知識が問われます。学科の範囲には、品質管理・納期管理・コスト管理・従業員管理・原材料管理などが入ります。試験の範囲の全体は特定技能2号 飲食料品製造業の試験の解説で確認できます。

2

工程管理者としての実務経験を先に確かめる

2026年度の受験からは、試験の前日までに管理等実務経験が2年以上ないと受験できません。技能実習や就労できない在留資格の期間は数えず、フルタイム(週5日以上かつ年217日以上、週30時間以上)での経験が対象です。分野ごとの要件は特定技能2号の受験資格・実務経験要件にまとめています。

3

HACCPは一般衛生管理とあわせて学ぶ

学習用テキストの第2章「食品衛生」では、危害要因、一般衛生管理、HACCPによる衛生管理の12手順などを扱います。製造工程一覧図(フローダイアグラム)やCCP(重要管理点)は、自社の衛生管理の計画や記録と見比べると具体的になります。テキストを社内研修に組み込む方法は飲食料品製造業2号のテキスト活用法と社内研修で紹介しています。

4

実技の判断・計画立案と、ふりがな無しの問題文に慣れる

実技は、図やイラストの状況で正しい行動を選ぶ判断試験と、計算式を使って作業の計画を立てる計画立案試験です。2号の問題文にはふりがなが付かないため、品質管理や生産管理の専門用語を漢字のまま読めるようにしておきます。

FAQ

よくある質問

問題はどのカテゴリに対応していますか。

食品安全・品質管理104問、一般衛生管理104問、製造工程管理105問、HACCP107問、労働安全衛生102問の計522問です(2026年10月時点)。カテゴリはサプリの学習用の分け方で、試験の出題範囲の区分とは異なります。

試験の過去問は公開されていますか。

OTAFFは2号の試験問題を公表しておらず、公式のサンプル問題もありません。2026年度以降の試験は、OTAFFの学習用テキスト(第3版)から出題されます。このページの問題例は、特定技能サプリが学習用に収録している問題です。

試験はいつ、どこで受けられますか。

2026年度からは、プロメトリック社のテストセンターでCBT方式により年間を通して行われます(年末年始・祝日などの休止日があり、会場によって実施しない曜日もあります)。申込みは企業マイページからで、個人マイページからは予約できません。

日本語が不安でも使えますか。

問題は日本語で、必要に応じて各言語の注釈を表示できます。このページの問題例3問は、解説が英語・ベトナム語など10言語に訳されています。なお、2号の試験の問題文にはふりがなが付きません。

費用はどのくらいかかりますか。

管理ツールプランは月額1,000円/人(税抜)、最低契約期間は6か月です。たとえば10人なら月額10,000円、6か月で60,000円(税抜)です。初期費用は別途お見積りします。

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