お問い合わせ

育成就労の日本語要件をどう確認する?採用時の証明書類と照合の進め方

育成就労
公開日 更新日 情報確認日

育成就労の採用準備では、日本語の証明書類の見方に迷うことがあります。合格証明と講習の受講記録では、確認する内容が異なります。

本記事では、公式情報をもとに日本語要件と証明書類の照合手順を解説します。書類が不足する場合の対応も整理します。

確認の基本は、必要な水準と確認時期を決め、本人情報と証明内容を照合することです。

2026年11月2日に確認した公式情報に基づきます。出入国在留管理庁によると、育成就労制度の運用開始は2027年4月1日です。本文の確認表や担当分担は実務上の提案です。申請に使う書類は、最新の運用要領と提出先の案内で確認してください。

講習の内容や受講の流れは、育成就労の日本語講習のページで紹介しています。

育成就労の日本語講習(オンライン)

  • 認定日本語教育機関によるA1相当・A2目標の講習(各100時間)
  • レベル別・1クラス20名上限の双方向オンライン授業
  • 学習ツールと育成記録・帳票の作成支援まで一体で提供

料金・受講について、お気軽にご相談ください。

\料金・受講についてご相談ください/

講習について相談する

【前提知識】日本語要件はいつ確認する?

最初に、採用準備と就労開始前の確認を分けて整理します。

ポイント①就労開始前の条件を確認

出入国在留管理庁は、就労開始前までの日本語要件を示しています。原則として、A1相当以上の試験合格か、相当する講習の受講が必要です。

A1は、日本語力を段階で示す「日本語教育の参照枠」の水準です。対象分野によって、より高い水準が求められる場合があります。

講習の基本は、認定日本語教育機関の就労課程での100時間以上の受講です。当分の間は、登録日本語教員による講習も一定の条件で認められます。

ここでいう認定日本語教育機関は、法律に基づく認定を受けた教育機関です。登録日本語教員は、法律に基づく登録を受けた日本語教師を指します。

ポイント②採用時に確認予定を作る

採用準備では、現在ある証明と、就労開始までに整える証明を分けましょう。受験や受講の予定だけで、要件を満たした扱いにしないことが大切です。

  • 対象分野:従事する業務に適用される日本語水準を確認します。
  • 証明方法:試験結果で確認するか、講習受講で確認するかを整理します。
  • 確認時点:計画認定の申請時と、就労開始前の確認事項を分けます。
  • 不足資料:入手予定日と、確認を担当する人を決めます。

水準の考え方は、育成就労の日本語要件の解説も参考になります。実際の判断では、対象分野の公式な条件と照合してください。

採用準備では、対象分野・証明方法・確認時点を先に決めましょう。

日本語講習を含む準備の順番に迷ったら、現在そろっている資料を整理してご相談ください。

\料金・受講についてご相談ください/

講習について相談する

試験結果はどの証明書類で確認する?

試験を受けている場合は、正式な結果書類と記載内容を確認します。

手順①試験名と結果書類を確認

日本語能力試験(JLPT)には、「認定結果及び成績に関する証明書」があります。公式案内では、合否結果と得点区分ごとの得点が記載される書類です。

国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)は、「判定結果通知書」で確認します。国際交流基金は、予約サイト上で発行し、印刷して使えると案内しています。

集める際は、試験名だけでなく、合否や到達水準まで確認しましょう。受験票や申込完了メールは、試験結果とは分けて扱います。

注意点②受験時期と表示の違い

国際交流基金によると、JFT-Basicは2026年8月から判定水準を追加しています。A1やA2.1の判定を確認する際は、受験時期にも注意します。

同基金は、2026年7月までの結果についても条件を示しています。総合得点200点以上なら、A2.2相当の証明に使用できます。

以前の結果を新しい水準へ当てはめる際は、自己判断で換算しないようにしましょう。通知書の判定と、試験実施機関の説明を確認します。

試験結果が示す水準と、申請で求められる条件は照合して判断する必要があります。書類の名称だけで、提出先が受け付けると判断しないでください。

試験による確認では、正式な書類・受験日・判定結果を組み合わせて見ましょう。

試験結果を踏まえた講習の準備に悩んだら、受験した試験と結果を整理してご相談ください。

\A1相当・A2目標の講習に対応しています/

講習について相談する

講習受講で確認する場合に集める資料は?

講習による確認では、実施条件と本人の受講実績を確認できる資料をそろえます。

手順①講習の実施条件を照合

出入国在留管理庁の案内では、講習の実施者や課程にも条件があります。受講時間だけでなく、制度上の講習に当たるかを確認します。

委託先には、どの条件に基づいて講習を実施するかを尋ねましょう。認定された課程か、経過措置の条件を満たす講習かを整理します。

手順②本人の受講実績を確認

実務では、受講予定と、実際に受講した記録を分けて確認しましょう。受講証明や実施記録について、次の項目が分かる資料を依頼します。

  • 受講者:氏名など、本人を特定できる情報を確認します。
  • 実施者と課程:教育機関、担当教員、講習内容を確認します。
  • 期間と時間:実施日と、本人が受講した時間を確認します。
  • 出席状況:欠席と補講の記録に食い違いがないか確認します。
  • 発行情報:書類の発行元、発行日、照会先を確認します。

この項目一覧は、社内で照合するための提案です。提出書類の名称や様式は、最新の公式案内で別途確認してください。

講習を受けた記録と、試験の合格結果は異なる事実を示す資料です。受講証明を、試験に合格した証明として扱わないようにします。

入国後の準備と併せて確認する場合は、育成就労の入国後講習の解説も参照してください。講習全体の計画と日本語の受講記録を照合しましょう。

講習による確認では、実施条件・本人の受講時間・完了状況をそろえて確認しましょう。

講習先に何を確認すればよいか迷ったら、受講計画と資料の整理についてご相談ください。

\監理支援機関・受入企業の方へ/

講習について相談する

本人情報と証明内容をどう照合する?

書類を受け取ったら、本人・試験や講習・必要な水準の順に照合します。

手順①本人の情報と照らし合わせる

氏名や生年月日など、書類に記載された本人を特定する情報を確認します。旅券などの本人確認資料と、対応する項目を照らし合わせます。

ローマ字の順序や旧姓などに違いがあれば、違いの理由を本人に確認しましょう。表記が違うだけで、別人の書類と決めつけないことが大切です。

手順②照合結果を一覧に残す

社内では、次のような確認表を作る方法があります。判定の根拠にした資料も、後から参照できる形にします。

確認する項目照合する内容記録すること
本人情報氏名、生年月日など一致した項目と、確認が必要な違い
証明の対象試験名、受験日、講習名、受講期間今回の確認に使う書類の名称
証明された内容合否、到達水準、受講実績対象分野の条件との照合結果
未確認の事項不鮮明な箇所、不足資料、表記の違い照会先、担当者、回答予定日

「資料を受領した」と「内容を確認した」は分けて記録しましょう。確認者と確認日を残すと、担当交代時にも状況を把握できます。

原本を見る場合は、確認後に本人へ返す運用にしましょう。社内で共有する写しは、確認に必要な担当者が扱う形を勧めます。

証明書類は、本人情報と証明内容を照合し、未確認事項も記録しましょう。

採用担当と教育担当の引き継ぎに不安があれば、日本語学習の準備状況を整理してご相談ください。

\オンラインで受講できます/

講習について相談する

書類の不足や不一致が見つかったら?

疑問が残る場合は、確認する内容に合った窓口へ問い合わせます。

注意点①証明書の真偽を照会

真偽確認とは、書類の内容が実際の試験結果と一致するかの確認です。画像の見た目だけで判断せず、試験実施機関の手続きに従います。

JLPT公式案内では、日本国内と海外で照会先が異なります。国内受験は、日本国際教育支援協会の日本語試験センターが窓口です。

海外受験のJLPTについては、国際交流基金の日本語試験センターへ問い合わせます。問い合わせ時は、受験地と書類名を伝えましょう。

JFT-Basicは、国際交流基金の問い合わせフォームから手続きを確認します。同基金は、電話による真偽照会には対応しないと案内しています。

注意点②不足を埋めてから再確認

資料が不足する場合は、要件確認を保留し、追加資料と再確認日を決めましょう。「本人が合格したと言っている」という情報と、証明済みの事実を分けます。

  • 試験書類の不足:本人に正式な結果書類の取得方法を確認してもらいます。
  • 講習記録の不足:実施者に受講実績と不足箇所の説明を依頼します。
  • 表記の不一致:本人と発行元に、訂正や補足資料の手続きを確認します。
  • 制度上の判断:公式案内を確認し、必要に応じて申請先へ問い合わせます。

確認が済んだら、追加資料と判断の根拠を確認表に追記します。講習が必要な場合は、就労開始までの計画も見直しましょう。

疑問が残るときは、発行元への照会と制度上の確認を分けて進めましょう。

追加の日本語講習をどう組むか悩んでいる方は、受入れ予定と現在の受講状況を添えてご相談ください。

\料金・受講についてご相談ください/

講習について相談する

よくある質問

採用時に日本語試験へ合格していないと、受入れはできませんか?

日本語試験への未合格だけで、受入れできないとは限りません。出入国在留管理庁は、就労開始前までの方法として講習受講も示しています。

採用準備では、対象分野の条件と講習計画を確認してください。日本語以外の受入れ要件も、別途確認が必要です。

A1相当の試験に合格していれば、日本語の講習はすべて不要ですか?

すべて不要になるわけではなく、免除される講習の範囲に注意が必要です。出入国在留管理庁は、合格者にも入国後講習の日本語科目が必要としています。

A1相当講習の免除と、入国後講習の日本語科目を分けて確認してください。

結果画面の画像だけで確認を終えてよいですか?

画像だけで確認を終えず、正式な結果書類を確認する運用を勧めます。本人情報や判定結果が欠けていないかも確認してください。

JFT-Basicは、予約サイトで発行される判定結果通知書を印刷して利用できます。申請に使う形式は、提出先の案内とも照合しましょう。

古いJLPTの合格結果は使えなくなりますか?

JLPT公式案内によると、認定自体に有効期限はありません。ただし、提出先が指定する条件は別に確認する必要があります。

受験時期だけで除外せず、合格したレベルと今回の提出条件を照合してください。

この記事のまとめ

育成就労の日本語要件は、必要な水準・確認時期・証明方法から整理します。試験結果と講習の受講実績は、それぞれの資料で確認しましょう。

ただし、合う進め方は、対象分野や本人の学習状況によって異なります。不足資料を明らかにし、就労開始までの準備につなげることが大切です。

日本語講習の準備に迷ったら、現在の試験結果や受講状況を整理してご相談ください。

  • 対象分野の日本語水準と、確認が必要な時点を整理します。
  • 試験の結果書類と講習の受講記録を分けて確認します。
  • 本人情報、受験日、判定結果、受講実績を照合します。
  • 不足や不一致は保留事項として残し、発行元などへ確認します。

自社の受入れ計画に合う講習の進め方を知りたい方は、準備状況を添えてご相談ください。

\A1相当・A2目標の講習に対応しています/

講習について相談する

※本記事は 出入国在留管理庁「育成就労制度Q&A」Q3・Q55・Q63・Q66・Q67・日本語能力試験(JLPT)公式サイト「証明書の発行」・日本語能力試験(JLPT)公式サイト「よくある質問」認定の有効期限・証明書の真偽確認・国際交流基金「JFT-Basic よくある質問」採点・結果通知・判定結果の真偽確認 等の公開情報をもとに、特定技能サプリ編集部(株式会社AIサプリ)が作成しています。制度や試験の最新の要項・日程・料金は、必ず各実施機関の公式情報をご確認ください。

講習のご相談

育成就労の日本語講習の料金・受講について、担当者がご相談を承ります。

講習について相談する

講習のご案内資料

まずは社内で検討したい方、情報収集中の方もお気軽にどうぞ。

資料を請求する